◎まず、周りを見渡し、自分のからだをフォーカスし、「いま・ここ」を感じます。

◎リラックスすることが目的ではない!

→緊張や不安があれば、それを取り除こうとするのではなく、それをからだの感覚として感じてみま
す。喉が詰まっている、胸が締め付けられる感じ、肩が重いなども、いま起こっている大切な感覚
です。やさしくあたたかい目でそっと見守るように、その感覚と一緒にいてみましょう。

◎思考(雑念)を止めようとしなくていい!

→頭がはたらいて考えが止まらなくなったら、それを止めようとするのではなく、ただその思考がわ
いてきたことに気づき、またいまに注意を戻します。
(注)考えを急に止めてしまうと、からだの中に活性化が起こり交感神経が優位に働きます。そうなると、意識が働きマインドフルネスどころではなくなるので、ゆっくりと「いま・ここ」に注意を戻してきます。

◎理解しよう、何かを得ようとするのをお休みしてみる!

→何かの効果を期待してマインドフルネスをやると、そこにこだわりが出てしまいます。いま起きて
いることを理解しようとするのではなく、起こってくることにゆだねて、何が起こっているのかを
ただそのままみてみましょう。

◎正解はない!

→マインドフルネスをやるとこうなるという正解はありません。何が起こっても、それが、いまのあ
 なたにとっての正解なのです!