幼少期の発達段階で親兄弟の関係が、それからの成長の礎となっていきます。その礎となる関係において、子どもが慢性的なストレスにさらされると、大人になり生きづらさを抱えていくことになります。子どもの頃の慢性的なストレスは、決して子ども自身が自覚することは無いのです。無意識なところで、感覚として神経系に記憶されていきます。例えば、あまり親から構ってもらえなかったとします。その子どもは、構ってもらうために、話しかける、気を引くような楽しいことをするなどをして、親をこっちに振り向かせようとします。しかし、いくらやっても振り向いてくれなければ、子どもの中で「自分は悪い子だから親は振り向いてくれない」と解釈し、それがコア・ビリーフとなってしまいます。そして、成長するにつれ愛着の問題となっていくのです。
私たちは、こういった幼少期に無意識にストレスを抱えてしまった方をいっぱい見てきました。それが発達性トラウマとなり生きづらさを感じている方が若い人だけでなく、高齢者の中にも多いことが分かりました。だから、わg他紙たちは、発達性トラウマをメインとして行うのです。